筑摩十幸な
Hテキスト屋の日記です
プロフィール

じゅうこう

Author:じゅうこう
ぷにぷにしてます



フリーエリア



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



プロット修正中。やっぱ忙しく・・・

お返事など

何の作品なのか、ものっすごい気になりますが・・・。

基本的に自分は堕ちをピークにストーリー構成するのが得意で
そこからの展開って、難しいです。
たまに予定外の続編を書く事になると苦労します。

でもそう言う、堕ちた後を延々嬲り尽くすのも書いてみたくなって。
それでエリナで練習しようかなと、書いてるわけです。
母親を救出するというストーリーの軸だけは残したのでなんとかなるかな。
しばらく放置していてすんません。
まだ来てくれる人がいるのはありがたいことです。




 ギザムが反撃に出ようとした瞬間――――
「させないっ!」
 直上から降りかかるエリナの声が、ギザムの動きを止めた。
 爆発の破片を空中でひらりひらりと蝶が舞うように回避し、一転、隼のような急降下で襲いかかる。空中舞踏と呼ぶのが相応しい、華麗なる奇襲攻撃だ。
「何だとっ!?」
「くたばりなさいっ! はぁあああっ!」
 赤いハイヒールのつま先が、猛禽類の爪を彷彿とさせる勢いでハバキに襲いかかる。白くしなやかなふくらはぎから太腿、さらには捲れ上がったスカートから純白の絹ショーツまで見えているが、まったく気にしない。全体重に落下の加速度、さらに筆から借り受けた霊力を加えた渾身の一撃だ!
 ドッカアアァァァァァァアアアァァッ!
 美脚に目を奪われたワケではないだろうが、強烈な跳び蹴りがまともにギザムの顔面をとらえた。
「ぐっぎゃああぁぁっ!」
 鼻血を噴いて、怪人の巨躯がゆっくりと倒れ伏す。おそらく鼻の骨はグチャグチャ、前歯もほとんど残っていないだろう。
 その脇に、エリナはトンボをきって華麗な着地を決めた。
「うわ……すげぇ……」
「エ、エリナ様……相変わらず手加減なしだな」
 異形の怪人の意識を一撃で断つ、まったく無慈悲な攻撃を目の当たりにしてAAA隊員たちも冷や汗を流す。
「フン。たわいもない」
 スカートの乱れを直すと、エリナはすぐ美少女モデルの顔に戻る。澄ました余裕の表情には死闘を繰り広げたとは思えない愛らしい微笑みが浮かんでいる。今度はそのギャップに、隊員たちは唸らされるのだ。
「獲物はもらっていくわ。それでは皆さん、ごきげんよう」
「あっ、エリナさん! 待って……」
 まどかが声を掛けるより早く、黒髪の退魔少女は獣人を連れて空間転移した。
「もう……勝手なんだから……少しは丸くなったと思ったのに……」
 手柄を横取りされ、まどかは疲れ切った溜息をつき、カクンと肩を落とした。

 それから僅か三十分後。安っぽいラブホテルのシャワールーム。
「まったく……守ってくれるのは有り難いが、ちょいとばかりやりすぎだろう」
 顔を洗いながら愚痴っているのはあのギザムだ。ハバキの超回復力で顔の傷はすでに癒えていたが、痛みが残っているらしく、盛んに顔をしかめている。
 実はあの廃ビルに集まっていたのはチンピラ同然の雑魚で、麻薬ネットワークの幹部でもなんでもない。しかし彼らが死亡したと思い込んだAAAは、今後捜索してこないだろう。
「なあ、エリナ様よぉ」
 シャワールームから出たギザムの視線の先にエリナはいた。
 円形の桃色ベッドの端に赤紫の瞳をボンヤリと開いたまま、ちょこんと腰掛けている。まったく微動だにせず、呼吸すらしていないのではないかと思うほど。精気を失った美貌に、あの時の覇気漲る精悍さはない。まったくもって生きたお人形、マネキンのようであった。

チョロチョロ書いてますが・・・
完結する予定がないので、とても作品とは呼べませぬ。
それにちょっと忙しくなりそう(苦笑)

そう言えばもうエリナのDL販売もされてましたね。
増刷がかからないのが、作家としてはアレなんですが、まあ、これも時代の変化かな。

その後
ん~~~やっぱ下から上へってのは、変な感じだ
つかアダルトはまずいのか?
まあでも、Hシーンまで書くとは決まっていない・・・



「あ……ああ…………っ」
 指揮車両から飛び出したまどかが見た物は、うずたかく積もった灰色の瓦礫の山だった。その頂上に起立する、モデルのようにスタイル抜群の少女の姿を見た途端、まどかの頭髪が怒りで逆立ち、童顔がカアッと朱に染まった。
「な……な、な……なんてことしてくれるんですか、エリナさんっ!」
 手にした拡声器で怒鳴りつけると、ハウリングがキュウウゥゥゥンと辺りに響く。
 そんな喧噪などどこ吹く風と、黒髪の少女は面倒くさそうな視線を投げ降ろしてくる。
「うるさいわね。あんたたちがモタモタしてるから、この岬エリナ様が手伝ってあげたんじゃない」
 抗議を平然と受け流し、足元まで伸びた黒髪ロングを夜風にサラリとたなびかせる。
 満天の星の光を吸い込んで深い藍色に煌めく髪は、モデルとしての彼女の象徴とも言える存在であり、また退魔師としても強大な霊力の源であった。
 だがある事件を境にその力は失われ、今は母の毛髪で作った『筆』を代用の武器としている。以前の力には及ばないものの、彼女の技量を持ってすれば、大抵の事には対処できていた。
「おおおっ。エリナ様だ!」
 憮然とするまどかの横で隊員たちは歓声を上げている。美貌と実力を併せ持つエリナの人気は絶大なのだ。モデルを兼業する彼女らしく、赤のジャケットに黒のタイトミニスカート、足元は赤のハイヒールという、とても退魔師とは思えないいでたちだが、それもまた人気の理由だ。
「うう、いいですかエリナさん。世の中には法律というものがありまして……だいたい、使われてないからといって、ビルを一棟壊すなんてムチャクチャですよッ」
「フン、関係ないって言ってるで……むっ!?」
 そのときエリナの背後で瓦礫の山が持ち上がり、噴火寸前の火山のような地響きが続いた。
 ズドオオォォォォンッ!!!!
 ついに瓦礫の山が爆ぜ、無数の土砂が突風のようにまどかたちに吹き付ける。
「うわっっ!」
「きゃあっ!」
 鳩尾に直撃を喰らってまどかはよろめいた。防弾仕様ではあっても衝撃は吸収しきれない。嘔吐感と混ざり合った鈍痛で、思わず膝を着く。他の隊員も少なからずダメージを受けたようで、何人かは失神しているようだった。
「グォオオオ――――――――ッ!」
 雄叫びと共に、爆発の中心から身の丈3メートルはあろうかという熊のような獣人が姿を現す。
「うあっ! ギザムッ!」
「い、生きていたのかっ!」
 血まみれの獣人に向けてAAA部隊の退魔ライフルが一斉に狙いを定めた。だが態勢が崩れた状態では、反応が遅れている。超能力をもつハバキに対して、その遅れは命取りだ。
「くそったれの人間共がぁっ! ふざけやがってぇっ!」

その後
次回作のプロット作成中、返事待ち状態で暇なので書いてみた



「A班は正面を、B班は裏を固めて下さい」
『了解』
「C班屋上からの突入準備を」
『了解』
 まどかはヘッドセット・インカムに向かって冷静な声で指令を出す。
 いくつものモニターに囲まれた密室は、司令車の内部。
 強固なチタン合金に守られ、空調までも完備された車内はいたって快適だ。
(皆さん、頑張って下さい)
 直接戦闘に参加しないのは多少後ろめたくはあるが、もともと情報戦が得意なまどかである。自分の指揮で味方の被害を減らせるなら、それが部隊のためにもなるだろう。
「さて、いよいよ最後の仕上げです」
 赤い光点はハバキを、青い光点は味方のAAA部隊の位置を示していた。包囲は厳重に行われ、アリの這い出る隙間もない、まさに完璧な布陣。
 ターゲットはギザムと呼ばれるハバキで、違法麻薬の元締めだ。ギザムの居場所を特定し、取引が行われる場所を突き止めるまで、半年を要した。そして今日、ついに奴らを一網打尽にする計画が実行に移されたのだ。
 詰め将棋のように練り上げられた作戦は順調に遂行され、後は屋上からの突撃部隊を待つのみだった。
「爆破30秒前……あ……あれ……?」
 そのときモニターに別の光点が現れた。水も漏らさぬ包囲陣のど真ん中を悠々と、まるで水遊びの子供が小川を飛び越えるような軽やかさで踏み越えていく。
「はれ? はれれ?」
 見間違いではないかと目をゴシゴシ擦っている間に、それはあっさりと目標ビルに到達してしまう。
「まさか……」
 黄色い光点は正体不明を示すのだが、まどかにはすぐにピンときた。直感と言うより……経験から……。
「まさかっっ!」
 あまりにも人を喰ったような傍若無人さが、ただの光点なのに見ている者をイラッとさせる。そんな人物はこの世にそうそういるものではない。
「はっ! いけない! 作戦中止! 全部隊ビルから離れてくださいっ!」
 絶叫に近い声でインカムに命令を飛ばす。その声が終わる前に――――
『かっタルいコト、やってんじゃないわよっ!』
 威勢の良い少女の声が大音響のノイズと共に飛び込んできて、キーンと鼓膜に響く。
『ったあぁああああああ~~~~~~~~~~っ!』
 夜気を切り裂く烈昂と同時に、目標のビルに縦一文字の閃光が走る! 直近に落雷したような凄まじい衝撃がビリビリと大気を震撼させた。
 ズドドドドドォォォンンッ!
 続けて轟音と土煙が舞い上がり、ゆっくりと左右に分かれたコンクリートビルは積み木のように呆気なく倒壊してしまう。